Practice of Programming

プログラム とか Linuxとかの話題

JPAの翻訳文書(Moose関連)もPOD2で

svn co http://svn.coderepos.org/share/lang/perl/POD2-JA/

から、どうぞ。


そういえば、そもそもPOD2って何だ、という話を書いてなかったので、ちょっとだけ。
POD2は、ローカライズされた pod を perldoc で読むための仕組みです。

構造はいたって簡単で、-L 言語コード オプションを渡すことで、POD2::言語コード:: という名前空間に通常のモジュール名のついたpodドキュメントがあれば、そちらを表示して、なければ、普通のを表示するっていうだけです。

perldoc -L JA Test::More

は、下記と一緒。

perldoc POD2::JA::Test::More || perldoc Test::More

ただ、問題として、perldoc は、マルチバイトを扱えない。ので、Pod::PerldocJpに同梱の perldocjp コマンドを使います。

perldocjp -L JA Test::More

閑話休題


というわけで、charsbar さんが翻訳されている(感謝!!!)、JPAの翻訳文書にも対応しました。それにともなって、ディレクトリ構成を変更しました。
前回同様、元ネタは git で取得してください。READMEをまんまのせますと、下記のようにします。

        mkdir pods
        cd pods

        # Get translations from Japanized Perl Resource Project
        mkdir jprp
        cd jprp
        cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.jp:/cvsroot/perldocjp login
        # prompt "CVS password:"; just input enter key.
        cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.jp:/cvsroot/perldocjp co docs
        cd ..

        # Get translations from Jpan Perl Association
        mkdir jpa
        cd jpa
        git clone git://github.com/jpa/Moose-Doc-JA.git
        git clone git://github.com/jpa/MooseX-Getopt-Doc-JA.git
        cd ..

        cd ..

        perl Makefile.PL
        make
        make test
        make install

これで、JPRP及び、JPAの翻訳文書が手に入ります。

perldocjp -L JA MooseX::Getopt

で、

ABOUT TRANSLATION VERSION
    This pod is generated at Sat Dec 19 04:55:04 2009

    Yours: 0.26
    Transation: 0.24

NAME
    MooseX::Getopt - コマンドライン引数を処理するためのロール

SYNOPSIS
      ## In your class
      package My::App;
      use Moose;

てな、感じです。


Enjoy!


# しかし、POD2::Installer::JA みたいなのを作れば良いんじゃないかって気がしてきた
# で、plugin として、各サイトの取得方法を書けばいいんじゃないか的な。