気がついたら、何かしら追記してます。Wikiにでも移そうかな...
先日、深夜4時くらいに変なテンションになって、Kindleを注文しちゃいました。
で、昨日、だるくて会社を休んだら、ちょうど届いたので、触って遊んでました。
開けてみたところ、すでに画面に何かが表示されています。
電子ペーパーは表示の切り替えに電力を使うだけで、表示中は電力を使わないそうで。
なので、最初から、表示されている。ちょっと面白い。
Kindleには、ユーザーガイドが入っているので、それを読みますが...結構長い。
あと、なんか似たような話が何回か出て来てるきがするんだけど...
と、途中で、読むのをやめて、いろいろ触ってみました。
というわけで、適当なレビューです。
基本操作
各種ボタンはだいたい見たまんまなんですが。
HOME
Kindleのホームに来ます。
MENU
メニューが表示されます。各場面で表示されるものは若干違います。
NEXT PAGE/PREV PAGE
次ページ、前ページ
Back
戻るボタンなんだけど、どこに戻るかって言うと、前の操作に戻るって感じだろうか。
本(ページ移動) -> 辞書で引く(ページ移動) -> 別の単語を辞書で引く(ページ移動) -> HOMEに戻る
だと、矢印の単位で戻る。ページ移動は別のボタンがあるから、Backはページの移動は関係ない。
the 5-way
右下にあるスティックです。4方向 + クリックで、5-wayなんでしょう。
メニューの選択/決定で使います。後、カーソル移動(本を読んでる途中に下)に使います。
本を読んでる途中に左右(カーソル非表示の時)に倒すと、章の切り替えになります。
基本機能
ワイヤレス通信
Menuボタンを押すと、「Turn Wireless On」というのが一番上にあります。
こいつをOnにすると、特になんの登録作業もなしに、3Gでつながってくれます。
本を読む
NEXT PAGE/PREV PAGEで操作するのが基本ですが、the 5-Wayでカーソルを英単語にあわせると、下の方に意味が表示されます。
英英辞書ですけども、非常に助かります。Kindleに最初から入っている、The Oxford American Dictionaryです。
カーソルを移動中に、クリックすると、ハイライトさせる始点になります。カーソルを移動して終点を指定します。
カーソル移動中に、キーボードを打ち込むと、そこに対して、ノートを書き込めます。
キーボードの「Aa」ボタンで、文字の大きさなどを変更できます。
僕は一番小さい文字でも普通に読めました。
本を聞く
Text-To-Speechが内蔵されています。Text-To-Speech Enableな本であれば、Text-To-Speechで本を聞けます。
キーボードの「Aa」きから起動と設定ができます。話す速度の変更や、女性/男性の切り替えなど。起動にちょっと時間がかかります。
ショートカットとして、「↑」+ 「Syn」を使えます。これで、On/Offできます。
一時停止は、スペースバーです。
PCにつなぐ
USBでPCにつなぐと、ストレージとして認識されます。
audible/documents/music/system
とフォルダがあります。
audible には、audible.comで入手できるようなオーディオブックを突っ込みます。
無料のコンテンツもありますので、試してみてはどうでしょうか。
documentsには、Kindleが読めるフォーマットのファイルを突っ込めます。
musicには、mp3ファイルを突っ込めます。なにげに、Kindleはmp3プレイヤーにもなるんでした。
Kindleフォーマットに突っ込めるフォーマットですが、PDFからの変換も可能です。
Kindleには、専用のメールアドレスが設定(○○@kindle.com)されていて、そちらにPDFを添付してメールを送ると、
変換されたものがKindleに届くようです。有料なので、やってません。
無料の方法としては、○○@free.kindle.com にメールを送ると、変換されたファイルをダウンロードできるURLが書かれたメールが届きます。
それをダウンロードして、Kindleのdocumentsフォルダに入れればOK。
数分でメールがくるようです。数分でこない場合は、なんか間違ってるのかもしれません(送信元のメールアドレスが登録されていないものとか)。
日本語のファイルも下記の情報によると見れるようですね。まだ、やってません。
http://windows-keitai.com/?Amazon%20Kindle%2Fよくある質問%2F日本語化
なお、プログラムの本のPDFを変換してみましたが、目次部分とコード部分はぐちゃっとなっちゃってました。
んー。微妙。
ちなみに、PDFだけじゃないようです。試してませんが、text, MS Word, HTML, GIF, JPEGなども、メールに添付すれば、Kindleで読めるフォーマットで返してくれるようです。
青空文庫のXHTMLを試してみました。非常に快適に読めます(Unicode Hackは必要になっちゃいますが)。ファイル名は適切なものに変更してから、amazonに投げましょう。
後、英語の本なら、Project Gutenberg のmobipocket ファイルなら、Kindleはそのままで読めます。
お気に入りのBlogとかをクロールして、1HTML化すれば、一冊の本として楽しめるかもしれませんね(複数ファイル添付しても別々になっちゃいますので1ファイルにしたければ、自分で1ファイルにするしかないです。HTMLだと画像とかどうしたらいいもんか? PDFにしてから投げた方がいいのかな)。
Audio book を聞く
audible.com から、無料のオーディオブックの購入手続きを済ませて、ダウンロードしてみました。
それを、Kindleのaudibleフォルダに転送。
Homeに表示されるので、それをクリックしたら聞けるのかなぁと思ったら、Activationが必要とのこと。
ユーザ名とパスワードを入力して、待つ...待つ...待つ...。
なんか失敗した系のメッセージが表示されましたが、聞けるようになりました。謎...。
スペースキーか、the 5-Wayをクリックすることで、一時停止、再開ができます。
Experimentalな機能
音楽を聞く
前述したように、music フォルダにmp3を突っ込むと、音楽が聞けます。
Home -> Menu -> Experimental -> MP3
で、音楽が流れます。ALT + SPACEで、一時停止。 ALT + F で次へ進む。
本を読んでる途中から、音楽を聞いたりはできないようなので、聞きながら本を読みたければ、
最初に上の操作をしてからじゃないと駄目なようです。
後、Text-To-Speechを起動しちゃうと、再開できないようです。
他
画像を見る
http://www.notsofaqs.com/archives/17
にありますが、 KindleをUSBでPCにつないで、
1. pictures フォルダを作成
2. My Pictures フォルダをその中に作成。600x800の画像をおく
3. 接続を切って、KindleのHomeへ
4. ALT+Z で、My Pictures がHomeに現れる。それをクリックすると画像が表示される。
5. ALT+shift+0で、スクリーンセーバーにできるそうだ(まだ、やってない)
5番目の手順はできないようです。僕の場合、画像の下に、1-9の数字が現れただけで、意味が分からないことになりました。下記みたいな感じ。
以下の方法でできるようですが試していません。
http://blogkindle.com/2009/03/kindle-2-screensaver-hack/
後、別に600x800の画像じゃなくても、横幅にフィットさせた状態で見れるので、あんまり問題はないです(縦にもできるけど、使わないでしょう)。
アイテムを削除
Homeには、Kindle Storeで買った本やダウンロードしたサンプル等が表示されています。
消したいときは、各アイテムにカーソルをあわせて、the 5-Wayを左へ、「delete」か「remove from device」と表示されるので、そこでクリック。
確認画面がでて、OKすれば、削除できます。ちなみに、前者(delete)は自分でKindleに入れたファイルです。
ちなみに、the 5-Wayを右へ倒すと、そのアイテムに対する操作が表示されます。
最初に、とか、最後に読んだ場所に、とか。一番最後にデバイスから削除するってのがありますので、それを選んでも消せます。
amazon.com からKindleのマネージメント
amazon.comのアカウントサービスで、Mange Your Kindleってのがあります。
ここで、追加のメールアドレスの登録とかできます。
漫画を読む
Kindle Storeで、comicとか、manga で検索すると、いくつか漫画があります。cartoonのがいいのかな。
海外の漫画だったり、日本の漫画の英訳版があったりって感じですが。
サンプルを読んだ限り、Kindle2で漫画を読むのはかなり無謀です。
字が小さすぎて読めません。拡大(the 5-Wayを、下->右->クリック)すれば一応見れるのもありますが、
そのまま次へ行けないので、使い物になりません。拡大作業自体もちょっと遅いです。
Kindle DXなら快適に読めるんでしょうが、amazon.comでは買えないので、なんとも。
日本人向けに売っているところがありますが、通信は使えるんでしょうか。謎です。
通信が使えるなら、非常に良いですね。というか欲しい。ちなみに、Kindle DXなら、PDF対応で、日本語も表示できるそうです。
ちなみに、漫画には、Text-To-Speechはないので、あきらめてください。
(もしかして、いけるかなぁと思って買ってみたけど、できませんでした... orz)
Kindle For PC
Windows版しかないけど。Kindle for PCをインストールすれば、購入した本をPCでも読めます。
http://www.amazon.com/gp/feature.html/ref=kcp_pc_mkt_lnd?docId=1000426311
Mac版もそのうち出るって書いてるけど。
これで、読めなかった漫画が読める!良かった。良かった...
って、今、amazon.comで検索したら、yaoiって書いてる!
http://www.amazon.com/dp/156970869X
Kindle Storeには書いてなかったし! orz
ちなみに、630円。Kindleでは、$9.95。
日本の漫画は日本で買おう! orz
その他ショートカット
ALT + ↑(shift) + G ... スクリーンショット(取られたスクリーンショットはdocumentsフォルダの下に)
ALT + ↑(shift) + M ... マインスイーパ その後、Gで、五目並べ
返品/キャンセル
Buyを押した次の画面で、間違って購入したからキャンセル的なボタンがありますので、そこからキャンセルできます。
また、その画面でキャンセルし損ねても、amazon.comのyour account -> your orders -> 右上のDigital Ordersで一覧が出ます。該当の注文を選んで、詳細表示すると、真ん中のフッタのあたりに、Returnてのがあるので、そこからキャンセルできます。一週間以内なら大丈夫らしい。
雑誌/新聞に関しては、2週間無料トライアルがあるようです。
その他情報
以下のblogが詳しいようですね
http://blogkindle.com/2009/02/kindle-2-easter-eggs/
http://blogkindle.com/2008/01/kindle-shortcut-list/
そういえば、Perl Hacker の Jesse は、Kindle Hackerでもありました。
http://blog.fsck.com/
Hacks(for version 2.1)
自己責任でってことですが、Unicode Hackと、Jesse作の Savory を突っ込みました。
Unicode Hack
http://blogkindle.com/2009/10/unicode-font-hack-v0-2-now-for-kindle-international-too/
Savoryのインストール解説
http://d.hatena.ne.jp/linuzau/20091103/1257247535
Unicode Hackでは、droidフォントのみを入れてください。one of the following files って書いてるのに、二つ入れちゃって、日本語表示できずに、あれぇってなってましたorz
これを入れることで日本語のサイトも見れるようになりました(当然、見れないのもありますが)。
gmailは簡易版なら動きました。
Savory は、上のBlogにも書いてますが、変換タイミングはよくわからず。
なかなか変換されなかったので、restartしたら、変換走りました。
これらを入れちゃうと、Amazonの公式なupdateが失敗するようになるらしいので、uninstall方法もちゃんと覚えときましょう。
雑感
今のところ好感触です。
英語の勉強に良さそう
その場で英英でも辞書をひけるのは非常に良い。むしろ勉強にはそのほうが良い。
Text-To-Speechを聞きながら文章を追うっていうのも良さそう。
以下でも、英語学習に良いと書かれてました。
http://dann.g.hatena.ne.jp/dann/20091031/p1
洋書を気軽に買える/読める。後安い。
のは、いいかな。まぁ、日本語の本もあれば、それはもっといいんですけど。
amazon.comにしか売ってない本とか、高い送料を払って買うのもアホらしいし。
といっても、Kindle用に出ている本というのもまだまだ少ないようなので、Kindleで読める本は日本でも普通に買えるのかもしれませんが(ぉ
と思って調べてみました。Kindle Storeをmangaで検索して見つけた下記の本は、amazon.co.jpにも、ありました。
http://www.amazon.com/Japan-Ai-Tall-Girls-Adventures/dp/1933617837
http://www.amazon.co.jp/Japan-Ai-Tall-Girls-Adventures/dp/1933617837
.co.jp 1925円 .com $12.23 Kindle $3.59
と、なかなかお得でしたが、たまたまこの本が特別安いだけだと思います。他のは、$4引きくらいだった気がする。
http://www.amazon.com/dp/0345493184
http://www.amazon.com/dp/0345493184
.co.jp 1370円 .com $11.86 kindle $7.59
てな、感じです。
前者の本の内容は、イラストレーターでドールオタクでコスプレイヤーのアメリカ人の日本旅行記って感じですが、結構面白かったです。
外国人の視点で日本が紹介されているのがちょっと面白かった。こんなことに気になるのかとか。ちゃんと調べてんなぁ、知らなかったとか(ぉ
ちなみに、後半の世界は僕の知らない日本でしたw下記、著者のページ。
http://www.gocomi.com/index.php?module=japanai&skin=japanai
後者はハインラインのSF。レビューに子供の頃読んだとか書いてたので、優しかろうと思って、英語の勉強用に買ってみた。
そんなにわからない単語もなければ、Text-To-Speechのスピードに負けずに読めるかなーとか。
ハインラインが好きなのかというと別にそういうわけでもないというか、2冊しか読んだことない。夏への扉と、宇宙の戦士だろうか。
夏への扉なら短いし読みやすいかと思ったんですが、Kindle版はありませんでした。
薄い、軽い
9mm 300g弱。
本一冊持ち歩くのと変わらない。技術書と比べれば、技術書の方が絶対重い。
というか、一冊どころか本を大量に持ち歩いていることになるので、そういう意味でも軽い。
サンプルが良い
Kindle Store でサンプルのダウンロードができるのはなかなか良い。
結構なページ数を読めるのもある(ちなみに文字サイズを変えられる関係で、ページってのがない。Locationsっていうので、代わりに位置を示すようだ)。
後、読むのは無謀と書いたものの海外の漫画とか気になった場合に、表紙とレビューだけで買うとか怖すぎるので。文字サイズ的に読めるかどうかの確認も取れるし。
遅い/固まる
動作が若干もたつく感じがあります。
なんの拍子かわからないけど、たまに固まる。
ボタンの連打とかはやめたほうが良い感じかも。Web見てると固まるときが多いかもしれない。
固まった場合は、しばらくおいといて、処理が追いつくのを待つか、
電源ボタンを15秒間くらいスライドさせたままにして、強制終了?すればいい。
15秒間じゃ足りないというか、LEDとかがないので、いまいちよくわからない。
どうも、正常な状態のときに、15秒間スライドさせたままにすると、リセットがかかるということのような気がする。異常な状態のときは、しばらく放置が正しいのかも?
ちょっとした慣れが必要かな
比較的、直感的な感じはしますが、状態によって、動作がいろいろな感じはあるので、ちょっとした慣れは必要かも。
すぐ慣れると思いますけど。
明るくても読める
外で見ても読めました。これは電子ペーパーの特徴のようですね。
逆に言うと、暗いところでは読めません。
注文時の失敗
余談というか... Kindle2とケースを一緒に買ったんですが、別便で来ちゃいました。送料が無駄に二回かかっちゃってます。
多分Kindleは単品でしか送ってこないんだろうと思うので、一緒にアクセサリを注文する際は、いろいろ調べてまとめ買いがいいかもしれません。
僕はソフトケースしか注文してないので、どうせ送料かかるならもうちょっと頼めば良かった...と後悔した次第です。
パスワードがない!
忘れてた。これは、重要なんだけど。Kindleは特になんの認証もなく本が買えちゃいます。
落として、使いまくられたりすると悲劇ですね...。