先日、紹介した下記のリンクから。
http://www.openbsd.org/faq/faq15.html#Ports
portsのファイルはCVSで管理されているのですが、zaurusでファイルを持ってくるには、
量も多くて、大変重いので、Ubuntuのサーバでやって、NFSでmountすることにしました。
[ubuntu]
$ sudo mkdir -p /var/openbsd/ $ sudo chown ktat: /var/openbsd/ $ cd /var/openbsd/ $ cvs -qd anoncvs@anoncvs.jp.openbsd.org:/cvs get -rOPENBSD_4_3 -P ports $ cvs upd -d
-r をつけてますが、これは、pach branchというみたい。
-release/-stable/-current があって(これらをflavorというようだ)、stableのことを patch branchというようです。
詳しくは、http://www.openbsd.org/faq/faq5.html#Flavors。何もつけないと、currentを取ってきます。
NFSの設定します。
[ubuntu]/etc/exports
/var/openbsd 192.168.0.0/255.255.0.0 (rw)
これで、準備終わり。zaurus の/usr/portsに、/var/openbsd/ports をmountします。
read-only treeとかの説明があるので、デフォルトだとbuildとかも同じディレクトリでやるのかな?
mountしてるし、基本的には読みだけにしとこうと思いまして(他にOpenBSDのサーバとか構築したら、また使うだろうし)、書かれてある設定にします。
[zaurus]/etc/mk.conf
WRKOBJDIR=/usr/obj/ports DISTDIR=/usr/distfiles PACKAGE_REPOSITORY=/usr/packages
今回は、SCIM portのテスタ募集とかいうのを見つけたので、これを入れてみようかと。
http://wiki.fdiary.net/OpenBSD/?ScimPort
とか、思ったんですが、uim と anthy、packageにありますね...(最初気付かずに一晩ほったらかして、コンパイルしてたのは内緒だ)
portsを使うときは、先ほど展開したところから、目的のアプリケーションのところへ行って、
$ make install && make clean
するだけです。ちなみに、portsを使うには、zaurusは非常に貧弱で、とっても時間がかかりますので、ご注意。
というわけで、説明書いておきながら、packageをインストール。
$ pkg_add uim-1.4.1p0 $ uim-gtk-1.4.1p0 $ anthy-8300
.xinitrc (2chから)
export LANG=ja_JP.UTF8 export GTK_IM_MODULE=uim exec uim-xim & exec uim-toolbar-gtk & export XMODIFIERS='@im=uim-anthy'
で、startxしてみましたが、dillo(超軽量Webブラウザ)を試しに動かしてみたのですが、日本語打てないなぁ...って、dilloは、FLTKというのを使っているからかね。pidginは大丈夫でした。いつもどおり、shift + space で切り替えですね。
ちなみに、dilloは、下記から持ってきたのを、コンパイルしました。
http://teki.jpn.ph/pc/software/
コンパイル方法は下記を参照しました。
http://hanagurotanuki.blogspot.com/2007/12/openbsdzaurus-dillo.html
ただ、微妙に環境が違うらしく、そのままだとうまくいきませんでしたので、下記のようにしました。
CFLAGS='-I/usr/include -I/usr/local/include -I/usr/local/X11R6/include -I/usr/X11R6/include' \ LDFLAGS='-L/usr/lib -L/usr/local/lib -L/usr/X11R6/lib -L/usr/local/X11R6/lib -lcrypto -lssl -liconv -lintl' \ ./configure --prefix=/usr/local/dillo-0.8.6/ \ --enable-ipv6 --enable-ssl --enable-meta-refresh --disable-threaded-dns --disable-dlgui
※ -Iや-Lを足したけど、結局関係なかったと思います。--disable-dlguiだけで良かったと思われ。